Illustrator」カテゴリーアーカイブ

【イラレッスン】透明マスクで画像をぼやかす

イラストレーターを使って、背景で使う画像の半分をぼやかしたい!!ときのやり方をご紹介します。(透明マスク) 1.まずぼかしたい画像を配置します。今回はこのキメてる美しい女性にしました。
2.次に同じサイズの長方形を先ほどの背景画像上部に重ねます。 (色:黒 線:なし)
3.長方形を選択し、グラデーションにします。 ウィンドウ→グラデーションパネル
今回は、画像の上部がぼやけるようにします。
白と黒の部分を調整します。(黒い部分:背景が映る 白い部分:背景が映らない、ぼやける)
左のグラデーションツールで、棒をあぁだこぅだひっぱります。 4.背景と長方形の両方を選択し、ウィンドウ→透明→マスク作成を実行します。解除したりマスクしたりで調整します。 顔がちょんぎれてしまいましたが、上部がぼやけました!完成です!

【イラレッスン】文字に大きい影を作る

上の画像のように、どんっと大きな影を作ります。
今回も、シンプルにさくっと説明していきます。

文字を用意

アウトライン化

文字を選択し、アウトライン化をします。書式→アウトラインを作成。または右クリックでアウトラインを作成を実行します。

2つ複製

文字(ここではさわやか)を1つは、上や横にぽいと完全にずらしておいておきます。
もう1つの複製は、もとの字のななめ下あたりに配置します。

ブレンドツール

左側のブレンドツールを選択し、もとの文字とななめにずらした文字を順番に選択します。
ブレンドツールをもう一度選択、クリックし、ステップ数を50くらいに変更します。

重ねる

上か横においておいた文字の色を設定します。元の字の上に重ねて出来上がりです!

【イラレッスン】ジグザグの線を描く

イラレでジグザグの線はどう描くのか。
サクッと簡単に説明します。

線を描く

まず、ペンツールで線を描きます。 まっすぐ描きたい場合は、シフトキーを押しながらマウスを動かします。

描いた線を選ぶ

選択ツールに替えて描いた線を選択します。

ジグザグを選ぶ

選択した状態で効果→パスの変形→ジグザグの順で選びます。

ジグザグが完成

下の図のようにジグザグができます。 プレビューで確認しながら、大きさや折り返しの数を設定します。

「滑らかに」にチェックを入れると、下の図のような波線になります。

【イラレッスン】パスのオフセットで文字を縁取る

雑誌やチラシ等でよく見る文字の縁取り。袋文字とも呼びます。パスのオフセットを使って簡単にできます。 それでは「文字」という字で試してみましょう。

文字を用意

縁取りする「文字」という字を用意します。

アウトライン化

文字を選択し、右クリック→アウトラインを作成 または 書式→アウトラインを作成で文字をアウトライン化します。これで文字はオブジェクトになります。

パスのオフセット

続けて オブジェクト→パス→パスのオフセット を選びます。

オフセットされる幅を決定します。今回は3mmにしてみます、プレビューをチェックしたり外したりすると実際の幅が確認できます。

グループを解除

オフセットされた文字は、グループ化されていますので、右クリック→グループ解除を選択します。

オフセット後の文字、一見何も変わっていないようですが、実は下の画像のように元の文字とオフセットされた文字が重なった状態です。

色を変える

オフセットされた文字(外側の文字)を選び、塗りの色を変えます。グレーにしてみました。完成です。

ちなみに、オフセットされた文字(外側の文字)をの線の色を黒にし、太くすると下のようになります。

【イラレッスン】部分的に文字の色やデザインを変える

タイポグラフィでよく見られる文字を部分的に違う色やデザインにする方法を簡単に紹介します。
「猫」という字の1部分に尻尾を、また田のところを顔に変えます。

字とデザインを用意

まず、猫という字としっぽと猫の顔の形を用意します。

文字をアウトライン化

文字を選択ツールで選択し、右クリック→アウトラインを作成でアウトライン化します。

部分的にカッターで切る

いらない部分をカッターで切ります。カッターはオブジェクト上をどこでも切れます。はさみはアンカーポイントのところで切れます。

文字のグループ解除

文字のグループを解除して、もしその部分だけ色を変えたいのであれば選択し色を変えることができます。今回は切った個所はいらないのでダイレクト選択ツールで選択し、削除します。

完成

つなぎ部分の微調整はダイレクト選択ツールで調整し、完成です。

【イラレッスン】文字の塗りを画像にする

文字の塗りを画像にしたいとき(文字でくり抜きたいとき)の方法です。
簡潔に紹介します。

写真(画像)を用意

ファイル→配置→選ぶ→クリック(画像と同じレイヤー上)

文字を用意

デザイン(Design)という単語にしてみました。
文字ツールで作成します。

文字をアウトライン化

選択ツールで文字の Design を選択し、
書式→アウトラインを作成、または選択後に右クリック→アウトラインを作成をします。

これでテキストはオブジェクトになりました。

複合パスの作成

文字を選択したまま、オブジェクト→複合パスの作成をします。
作成後は文字の塗りも線も消えてしまいます。

文字を画像上に移動

文字が画像の前面に来るようにします。
塗りがどうなるのかを確認しながら配置します。

クリッピングマスクの作成

2つのオブジェクト(画像と文字)を選択し、オブジェクト→クリッピングマスクの作成で完成です!
少し分かりにくい画像を使ってしまったので文字の線をつけてみました。

【イラレッスン】画像の挿入の仕方

作業中のアートボードに画像を挿入します。
イラレはワードやエクセルとは違い、「開く」で画像を挿入せず、「配置」を選びます。
ちなみに、「開く」とすると、イラレ内に違うタブが出てきてそこに挿入されます。

まず画像を挿入するレイヤーを選択

次にファイルから「配置」を選択

画像を選び、アートボード上をシングルクリックで挿入

【イラレッスン】裁ち落としのサイズ変更

「さてさてイラレで作業を始めるぞー!!」ってとき、 新規作成で作業し始めたが裁ち落としをつけたまま開いてしまったー。
とんぼ作ってあるしいらないのに!!
ってときの操作です。 手順です。

ファイル→ドキュメント設定

裁ち落としのサイズを変更したり、なくしたりできます

【イラレッスン】タイポグラフィとは

WebデザインでもDTPデザインでも、デザインを考えるとき避けずにいられないのは文字です。

写真が多く使われる現代のデザインを考えたときに、大まかに言ってしまえば、キレイな写真とかっこいい文字さえあれば、目を引くデザインが作れるのではないかそんな気さえもします。

私は初心者なので、まだまだ勉強が必要ですが、覚書のようにUPしていき皆さんにもお役に立つよう短くシンプル、かつ分かりやすい方法を紹介していきたいと思います。
では、まずデザインを考えるときに大切なタイポグラフィとは何でしょうか。
そこから勉強をしていきましょう。

タイポグラフィとは

簡単に言えば、字のアートとでも呼べばよいのでしょうか。

読み手にとって、字が読みやすく、また視覚的に影響を与えるようなテキストの配置をする技術です。
良いデザイン、悪いデザインを左右するのは、

  1. レイアウト
  2. 色の組み合わせ
  3. フォントのスタイル
でほぼ決まります。
と言っても過言ではないでしょう。

文字は、グラフィックデザイナーには切り離せない大切な要素です。

なぜタイポグラフィが大事なのか?


普段、私たちは無意識のうちに、目にする文字から様々な影響を受けています。
書体にはどんな影響があるのか。
簡潔に3点でまとめます。

認識力

自体を見ただけでどこの会社なのなんの商品なのかが一目で分かるフォントがあります。目にする回数も大事ですが、印象に残るようなタイポグラフィであれば、簡単に認識されるようになります。

決定力

ブログに使われるアイキャッチ画像でも分かるように、ユーザーに決定権を与えることができます。本のタイトルもそうです。本屋に行って「よし買おう!」と思う雑誌や書籍のカバー。読ませると同時に、購入する決定権を瞬時に与えます。

注意力

タイポグラフィはオンラインマーケティングでも有利であることは研究結果から証明されているそうです。一瞬で記憶に残すように、視覚に刺激を与えます。

タイポグラフィにおいて大切なポイント

資料を作成するときなど、今までの経験から私たちが無意識に行っていることだと思いますが、以下のポイントがタイポグラフィでは大切な要素となります。

書体

主に3つの書体があります。セリフ体、サンセリフ体、装飾体です。
伝えたい情報をすっきりさせるには、良いデザイナーは4つ以上の書体を使わないとのこと。特に装飾体はできる限り少なめにします。日本語ではゴシック体と明朝体があります。セリフ体、サンセリフ体、どちらにも属さないのが装飾体です。

構成・階層

これは特にウェブデザインで大切になります。
情報ごとにまとめたり、フォントのサイズを変えたりと、ユーザーが目的の場所に楽にたどり着けるように導いてあげる整ったページを作ることです。
例えば知りたいと思ったことがすぐに見つけられないと嫌ですもんね。

対照

対照的なものをうまく使っているデザインはとても面白いです。
例えば、色で言えば白黒、書体で言えばセリフ体とサンセリフ体など、大小のフォントサイズを取り入れたりだとか。
上手に使って読み手を虜にしましょう。

一貫性

これはとても大事です。同じ情報のまとまりには同じ書体を使いましょう。
また、ポイント1~3やルール1~3など、箇条書きに紹介していくときの書体も同じものにし、統一感を与えます。
そうすることで、読み手側も今は自分はこの情報を得ているということが理解できます。

配置

配置は構成でまとまったテキスト全体のことを言えますし、また画像にも当てはまります。配置にも一貫性があった方が良いですし、イメージやオブジェクトとテキスト間を一定にし、配置させることもとても大切です。

余白

テキストや画像などの周りの空いたスペースです。太文字や目立つような色でフォントを目立たせようと思うかもしれませんが、単語や文章の周りに余白をたっぷりとることで、ポツンとある字に注目され目立たせたりもできます。

色はとても大切な要素です。適切な色を選ぶことで伝えたい思いも伝わります。色使いだけで、書体そのものを印象付けることもできます。気を付けなければいけないのが、色の組み合わせです。読みやすいような色の組み合わせをしましょう。

まとめ

上記、7つの要素はタイポグラフィだけではなく、デザインにも当てはまります。デザインを考えるとき、7つの要素を意識しながら、自分に問いかけデザインをしていきたいです。